離婚

離婚物語【第6話】-面接-

こんにちは。
モラハラ妻と離婚裁判中のオレです。

離婚までの経緯をノンフィクションで綴っています。
同じように悩んでいる誰かのためになれば嬉しいです。

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【第6話】

―面接―

 収入を増やす方法

収入を増やす方法を考えていた。

  1. アルバイト
  2. 親から借りる
  3. ネット事業を考えてみる

アルバイトは体がもつか心配だが、一番手っ取り早いな。
親から借りる事はやめよう。いい歳してお金を貸してほしいとは言えない。
ネット事業については、収入になるまでどの期間が必要かわからない・・・。
そう考えた。

ちくしょー!!・・・何でこんな事ばかり考えないとダメなのか。
昔の歌で「そして僕は途方に暮れる」というのがあったが、まさしくそんな状況だった。

 

本業で禁止されているアルバイトをすることにした

仕方なく、本業以外の時間に絞ってアルバイトを探してみた。
飲み屋、パチンコ店の閉店後の清掃、工場の二交代、コンビニ、早朝の新聞配達等・・・
色々あったが、その中でコンビニを選択した。

・立地条件
・会社の関係者と会うリスクが低い。
・家から程よい距離
以上の理由からだ。

ただ、会社規定でアルバイトは禁止されていた。
そのことはモラ子も知っていたが、気にすることもなく知らん顔だった。
むしろ働いて当たり前でしょという感じだった。

 

コンビニでの面接

求人が出ていたコンビニに電話を掛けてみた。

俺
もしもし、アルバイトの求人を見たんですが面接をお願いできませんか?
コンビニ
コンビニ
それでは夜9:00に来てもらえませんか?
俺
分かりました。夜9:00に伺います

嫌々書いた履歴書を持って面接に行った。

面接ではやはり副業となるので、何故副業が必要なのか聞かれた。

コンビニ
コンビニ
なぜ副業をしようと思ったのですか?
俺
お恥ずかしい話ですが・・・収入が足りないからです

この時の手取りは約30万円あった。
それでも足りない・・挙句の果て体に鞭打ってアルバイト・・・考えると腹が立ってくる。

コンビニ
コンビニ
奥さんは働いていないのですか?
俺
はい。無職です
コンビニ
コンビニ
差支えなければ働けない理由を教えていただけませんか?
俺
はい。本人は体の調子が悪いと言って働けないって言っています。と言いながら普通にご飯食べて、出かけて、テレビ見て寝て・・本当かなと思いますけどね

本当にそうだった。
これのどこが調子悪いんだよ。
俺よりよく食べるし・・意味不明だった。

コンビニ
コンビニ
そうですか。有難うございます。わかりました、それではいつからアルバイトに入れますか?
俺
募集内容で確認させていただいたのですが、毎週金曜日から土曜日、土曜日から日曜日のAM0:00~AM6:00で働きたいので今週金曜日から入らせて頂けますか?

本業の会社は隔週2日制だった。
土曜日が仕事の時は、言うまでもなく夕方まで一睡もできない。
この過酷な現状が始まろうとしていた。

コンビニ
コンビニ
分かりました。今週の金曜日23:45頃に来てください

 

金にしか興味がないモラ子

面接が終わり家へと帰った。
帰りながら、『何でこんなことまでして俺がやらないとダメなのか?』
『体が潰れて仕事ができなくなったら、どうしてくれるんだろう?』
そんなことを考えていた。

家に着いて、モラ子の顔を見るとムカついたが、アルバイトの話をした。

俺
バイト決めてきたから
モラ子
モラ子
何とかしてもらわないと困るからね

・・・何か他に言うことはないのかよ。
収入源の確保だけか??興味あるのは・・!!!
はぁ~っと、溜息が出た。
モラ子と話すことすら馬鹿らしくなった。

俺
そういうことなんで

詳しい話もせず強制終了した。
モラ子は、おやつを食べながらテレビを見て大笑いしていた。
どんな神経をしてるんだろ。
考えれば考えるほど理不尽さに落胆した。
体の調子が悪い???どの辺が・・????

今日はもう寝よう。
どっと疲れが出た。