こんにちは。
モラハラ妻と離婚裁判中のオレです。
離婚までの経緯をノンフィクションで綴っています。
同じように悩んでいる誰かのためになれば嬉しいです。
第3話はこちらです。
【第4話】
-子供-
離婚と子供
昨日あんな出来事があったが、今日は子供の行事があるので参加した。
勿論モラ子も一緒に参加したが、終始俺との会話はなかった。
喧嘩の原因になったビデオカメラの充電なんて、もうどうでもよかった。
行事では、子供が楽しそうに振舞っていた。
そんな成長した姿を見ながら今後の事を考えていた。
今、離婚すればどうなるか。
子供はどう感じて、どう受け止めるんだろうか?そしてどう思うんだろう・・・
色んなことが頭をよぎった。
離婚をしたいと言いながら、子供のことを考えるとこれでよかったのか?と迷いも出てきていた。
胸の内が悶々としてきた。
何か引っかかったようなすっきりしない感じが自分を追い詰めていく。
どうしようか・・・子供は犠牲者になる。
何も悪いことはしていないのに・・・
そう考えると、今回の離婚は一旦様子を見るべきなのか。
またもやモラ子母の登場
学校の行事も終わり家に帰ってきた。
クラスの友達の名前を言いながらはしゃいでいた。
その時だった。
“ピンポーン”と玄関のチャイムが鳴った。
モラ子がインターホンに出た。
モニターをチラリと見て、誰が来たのかすぐに分かった。
〇〇〇(子供の名前)おばあちゃんが来てくれたわよ
ご機嫌な声で子供に言った。
喧嘩売ってんのか?
俺の親は何もしないとでも言いたいのか?
子供行事の連絡は一切しないくせに!と思いながら、俺に対するイヤミな言い方にムカついていた。
『別に呼んでもないのにさっさと帰れ』と内心思っていた。
いつもこの母親が出てきた時には何かが起こる。
昨日の今日でよくのこのこと来れたな。
ましてや家に上がってくるなんて、厚かましいにも程がある。
モラ子といるだけでも疲れるのにモラ子母まで・・目眩がしそうになった。
モラ子母は、モラ子、子供と話して帰っていった。
ふぅ、やっと帰ったか・・・と思った瞬間どっと疲れが出た。
布団に入り、今日考えていたことをもう一度考えた。
子供には罪はない。
親が離婚すると知ったらどう思うのだろう。
別れないでほしいと言うのだろうか?
今日も眠れそうにないな・・・
そう思いながら朝を迎えた。