離婚

離婚物語【第1話】ー疑われた日ー

【第1話】

-疑われた日-

事の発端

 子供の習い事のお迎えに行って帰宅した夜の出来事。

オレ
オレ
あ~お腹空いた
子供
子供
お腹減ったー
モラ子
モラ子
ご飯できたから食べよ!

 

全員「いただきます!!」

 

そこへ俺の会社の携帯が鳴る。

プルルル プルルル・・・・・・

 

オレ
オレ
もしもし・・・
電話相手
電話相手
体調が悪いから、明日の仕事を休ませてほしい
オレ
オレ
分かった。会社には伝えておく。お大事に

数分のやり取りをして電話を切った。

職場の事務員からだった。

その時俺は職場の責任者をしていたので、結構いろんな電話が休み関係なしに

掛かってくることも珍しくなかった。

ただ今回は女性からの電話だった。

これがことの発端となり喧嘩に発展した。

夕食も食べてたし、女性からの電話は絶対に疑われる事がわかっていたので、

とやかく言われたくもなかった事もあり、違う部屋で電話のやり取りをしていた。

疑い深いモラ子

電話を切った後、

モラ子
モラ子
誰からの電話?こんな夕食時間に!!
オレ
オレ
会社の事務員から。体調悪いから明日休ませてほしいって。
モラ子
モラ子
なんでここに電話がかかってくるの?
オレ
オレ
一応責任者してるから仕方ないでしょ
モラ子
モラ子
何か話し方聞いてると、馴れ馴れしい感じがした。
毎日そんな感じ??
オレ
オレ
はあ??普通に話してたけど、疑ってる??

 

やっぱり疑っている・・そんな予感はしてたけど。

その日は疑われたまま終わった。

(なんかむしゃくしゃするな。してもないことで疑われて)

 

モラ子の思い込み話

 

数日後・・・・

モラ子
モラ子
会社の事務員って○○(車の名前)に乗ってる??
オレ
オレ
乗ってるけど

 

なんか嫌な予感・・・・

モラ子
モラ子
今日顔を見たわ。たいしたことなかったけど。

 

オレ
オレ
何が言いたい??意味が分からない。

 

モラ子
モラ子
ああいう女が好みかぁ~
オレ
オレ
・・・・

 

また始まった。想像だけの思い込み話)

モラ子
モラ子
何も否定しないところを見ると、やっぱり付き合ってるんじゃないの??

 

オレ
オレ
悪いけど、向こうには旦那もいるし、別に俺にとっては興味ない

(仕事以外で会ったこともないし、電話もしたことないし、LINEだって知らない)

モラ子
モラ子
またまた~そんなこと言って付き合ってるんじゃないの??

こういうやり取りが続き我慢も限界にきた。