こんにちは。
モラハラ妻と離婚裁判中の俺です。
離婚までの経緯をノンフィクションで綴っています。
同じように悩んでいる誰かのためになれば嬉しいです。
第9話はこちらです。
【第10話】
-バカバカしい-
バイトなんか辞めてやる!!
俺がアルバイトを始めて2年が経とうとしていた。
2年も・・・よくやったものだ。
自分で自分を褒めたい。
本職も休まず、アルバイトも休まず2年間働いた。
無遅刻無欠勤。
半ば根性で行っていたかもしれない。
この時のアルバイト収入は、1ヶ月に5万円前後だった。
本職の給料手取り額は30万円だった。
合計で35万円。
モラ子はこの金額でギリギリの生活だと言っていた。
いつも『お金がない』と言うだけで、自分が何とかしようという気はさらさらなかった。
なくなれば誰かに出して貰えばいい。
俺にアルバイトでもさせていればいいという感じだった。
一体いくらあれば満足するんだ??
今流行りの「あたおか(注※あたまがおかしい)」か??
満足するにせよ、しないにせよ、俺の体は限界が来ていた。
このままだと自分が潰れてしまう。
こんなことで自分を潰すなんてバカバカしい。
そう思ってアルバイトを辞めることにした。
モラ子には内緒で。
勿論アルバイトが会社にバレたというのは作り話だ。
この生活から抜け出したかった。
ただそれだけだった。
収入が減る心配しかしないモラ子
最後のアルバイトも終わり家に帰った。
帰った時にはまだ誰も起きていなかった。
いつものようにコーヒーを淹れパンを焼いて食べた。
食べながら2年間アルバイトしてきたことを思い出した。
毎週よく行ってたな。
しかも盆、正月関係なく。
世間でいう盆正月休みもなかったし、正月は元旦から働いていたなぁ・・・。
眠気がひどい日もあったし、本業で寝そうなときもあった。
我慢の連続だったなぁ・・・と思っていると、モラ子が起きてきた。
呑気でいいよな。
ぐっすり寝て適当な時間に起きてきて。
体のどのあたりが調子悪いんだ??と思いながらモラ子に話しかけた。
どう分かれと言うんだ??じゃどういう風に完全じゃないのか教えてほしいもんだ。
・・・収入、収入って金がそんなに大事かよ。バカらしくて話す気すらなくなった。
金、金って金の事しか頭にないのかよ・・・人の顔を見たら金って。
頭にくる。
結局お金の事だけで、俺の体の心配なんて全然じゃないか。
離婚方法について考える日々
これでも夫婦・・・紙切れ1枚の効力はすごい・・・。
再び離婚について考えた。
協議離婚が最もコストもかからないし誰の手も煩わせない。
これで離婚できるなら、一番良いやり方かな。
でも待てよ・・・モラ子と協議したところで、費用の話になると折り合いが付かず話にならないだろうな。
じゃあどうする?
調停離婚ってあったけど内容がよくわからないし・・・一度調べてみよう。
そう思いながら眠りについた。